それでは実際に「原付免許」に挑戦して見ましょう。

学科試験は各県の運転免許センターで行われますので、まずはその場所を確認しておきましょう。

受付は結構早い時間から始まります。だいたい8:30~09:15と言うのが一般的な受付時間な様ですから、移動時間や移動手段を事前に把握しておく必要も有ります。

学課テストに合格した場合、続けて実技講習が有りますので女性はスカートとかハイヒールとかはNGです。運動出来る服装でお越し下さい。

受験する為の予約は必要無くて、行ったらそのまま受験出来るのですが、その前に下記の書類が必要になります。

住民票は予め市役所等で貰っておく必要が有りますので忘れない様に御注意下さい。

【必要書類】

●本籍地が記載された住民票。

●申請用写真2枚。

●本人と確認出来る証明書(健康保険証、パスポート、住民基本台帳カード等)

眼鏡や補聴器を使用してる方は必ずそれを着用して試験を受けて下さい、適性検査で落ちたり受験出来ない可能性が有るそうです。

あと、ボールペン等の筆記用具は必ず持参して下さいね、貸して貰えませ、貸して貰えないそうですので。

それから、実は受験手数料が必要で、申請手数料が1,500円、原付講習手数料4,200円、免許交付手数料2,050円、合計7,750円必要です。

これは埼玉県の場合ですので、各県で微妙に違うかも知れませんが、おそらくこんなもんだと思います。

さて、免許センターに到着したら、書類の作成が必要です。初めて来た方にはちょっと分かりにくそうですが、誘導係の方達が進行管理してくれますので、その誘導に従って下さい。

それが終わると少し間が空きますので学課試験の問題集をざっと復讐しておきましょう。

まな板の上の鯉状態になってるかと思いますが、これが合否の分かれ道になる事も有りますので、ざっとで良いですから見直しておきましょう。

さあ、そしていよいよ学科試験が始まります。

問題は全部で48問、筆記問題は一問2点、イラスト問題2問は一問4点、100点満点中90点以上で合格となります。意外とハードル低そうな気がするのですが、イラスト問題を2つとも間違えると8点減点で、筆記問題2問間違えるとアウトになってしまします。

更に物凄いひっかけ問題が有ったりしますから、熟考した上で記入しましょう。私が受験した時に物凄く印象に残ってる問題は「進入禁止」の標識が有る場合、ここを通行してはならないという設問。

普通に考えると、そうだよねって用紙の丸の欄にチェックしそうな物ですが、答えは×。

標識に面した側はからは侵入できませんが、対面する道路側からは通行できるでしょ?だから×なんだそうです。

ただ、ここ最近は難問奇問は少なくなって、実際に道路を通行する際に必要な知識が問題になってるそうですので御安心下さいませね。

そして、見事合格した皆様は続けて実技を3時間受けてもらうのですが、正直、30人も40人もいる訳ですから、たとえ3時間とは言え実際に乗れるかどうかは運次第です。

この辺は改善して欲しいなぁって思うのですよ。全く乗らない状態で公道に出るのは、ちょっと厳しい物が有るかなと言う気がします。

この実技講習終了したら、いよいよ免許の交付です。

免許証を見ると一番最初の感想は写真写り悪いなぁでしょうか。どうして免許証の写真ってブスに映るんでしょうか、これは永遠の謎なで、解決される事は無いんだと思います。

これであなたもライダーの一人となる訳ですが、どうか安全運転でお願いします。公道に出た瞬間事故起こしたって言うのは洒落になりません、楽しい50ccライフをお過ごしください。