二輪車の醍醐味とは圧倒的な解放感に有り

料金所のゲートを潜ると私の目の前に有るのは照り返す日光で銀色に見える路面の姿。

まるで竜を思わせるその姿に一瞬怯むが、私の本能は躊躇するな、スロットルを開けと要求する。

その要求に応えると、強力なエンジンは息を吹き返し、まるでペガサスの翼が羽ばたく様に強力なトルク、そして鬼の叫びの様に吹き上がる排気音。

フロントタイヤを跳ね上げそうになりながら、圧倒的な加速と共にバックミラーに映る四輪車達は次々と星になって行く。

そして風となった私の心は雄叫びを上げるのだ。

手に入れた自由な体感を謳歌する様に……

なんて事をすると、高速道路交通警察隊の白い奴とか異常にノーマルに見えるスカイラインとかに絶対捕まりますので、皆様ご注意くださいね(^^;

本当の自由とは、ルールに従った安全な運転が基本になると思います。

くれぐれも無茶しないで下さいませね、後悔は先に立ちませんよ。

さて、本日から始まります「風になれ!大型二輪免許取得への道」は、50ccからリッターバイクまで、その魅力と特徴や大型二輪免許を取得する際に大切なポイントを中心にお伝えして参ります。

これを機会に少しでも二輪車に興味を抱いて頂ければ幸いです。

では早速参りましょう。

日本で二輪車はバイク、モーターサイクル、単車、自動二輪とか呼ばれておりますね。

その発祥は、1863年フランス在住の発明家のルイ・ギヨーム・ペローが蒸気機関を動力とする二輪車を考案して特許を取得した事から出発するのだそうです。

蒸気機関が動力なんて、乗ってる人は熱く無いのでしょうかねぇ?現在主流のガソリンエンジンだって夏場は熱気が物凄くて熱さを感じるのに……

この特許を元に実際に車体が作られ、1873年のウィーン万博に出品されて金賞を受賞し、これが今のオートバイの原型と言われています。

但し、本格的に二輪車開発が始まったのはゴッドリープ・ダイムラー(現ダイムラー社)が「内燃機関」すなわちガソリンを燃料としたエンジンを完成させた以降の事と言われているそうです。

内燃機関を積んだ世界初の二輪車を作ったダイムラー社に触発された、ウイリアム・ハーレーとアーサー・ダビッドソン(後にハーレー・ダビッド社を設立)が自転車にエンジンを積んだ「モペット」を開発して二輪車は急速に広がって行きました。

ちなみに、初めて内燃機関を積んだ二輪車は排気量260cc、最高速度12キロメートルだったそうですよ。当時は今の原動機付自転車より遅かったんですね。

見てみたいです、実際に走ってる姿を、勿論乗って見たいとも思います。

日本初の国産車は1909年(明治42年)島津楢蔵(しまずならぞう)さんが「NS号」と命名した400ccの二輪車と言われています。

ネットを検索するとNS号の画像が見られるんですが、物凄く華奢(きゃしゃ)で自転車にエンジン付けました感をふつふつと感じます。

そして、年月はぐーんと流れ、ホンダ、ヤマハ、スズキ、川崎等のメーカーが技術力やデザインを競う事になり今に至ると言うのがざっくりした二輪車の歴史です。

当時は金持ちの道楽と認識されていた二輪車は時と共に生活に必要なアイテムで有り、スポーツで有り、ステータスでも有りと発展して行きます。

ちょっと、興味湧いて来ませんか?

そう思って頂いた皆様、次回は現在の二輪免許制度を御紹介しますので、切っ掛けとして頂ければ幸いです。

では、お話は続いて参ります、どうか御期待下さいませ。