普通二輪や大型二輪免許を取得したいと思う理由の一つに長距離ツーリングがして見たいと言う思いも有るのだと思います。

思いのまま、気のままに北や南に向かって出掛けてみる、その時必要なのが高速道路ではないでしょうか。

でも、私は絶対高速には乗らないと言う信念を貫き通してる方もおる様で、50ccや125ccで旅を続ける方はバイク雑誌等を見ると、意外と多い様に感じられます。

高速なんか使ったら楽しい時間が一瞬で終わるじゃん、と言う思いで一般道路を走り続けてるそうですよ。

特に大学生なんかは夏休みが長いので一般道路を走り続けたとしても往復出来るんでしょうね。色々苦労して目的地に達した事は、これからの人生の大きな自信になる物だと思います。

え~っと、

それはさて置いて、高速道路を走るライダー達は、いったい何を見て何を感じるのでしょうか、速度により刻々と変わる風景とか、爽やかな風とかだけなんでしょうか?

いえいえ、実際にはとても沢山の場面に遭遇する事が有るのですよ。

例えばバックミラーを見た瞬間、白い奴にマークされてる事に気が付いた瞬間、ドキッとしてスピード違反してるの?と思ってスピードメータを見るとちゃんと法定速度内で、

後ろを走ってる白バイは単にパトロールしてるだけだったとか、前を走る四輪車が目を見張るほどノーマルに見えるスカイラインだったり、時により事故現場に遭遇する事もありますね。

それに突然ゲリラ豪雨に遭遇して、慌てて停車してカッパ着て走る事になったり、夏の暑さで汗が食塩と化して触るとざらざら感じたり、冬は寒過ぎて両手とも感覚が無くなったりとか、

色々な場面に遭遇するのが有り、色々な事を考えます。高速道路の醍醐味とはそこに有るのだと思います。

そうそう、

免許取得から一年以上経ってれば、二人乗り出来る様になるのですが、首都圏以外の高速道路も二人乗りOKなんですよ。一番羨ましいのがカップルと思われる二人が乗った二輪車。

彼女は運転してる彼にべったり抱きついて何事か楽しそうに話してる。結局、二輪車って車種とか性能じゃ無くて、誰が後部シートに座るのか、その辺が真の価値なのかも知れませんね。

ただ、この二人乗りが出来るのは地方の高速に限定されてて、首都高速とか都心付近では禁止なのであんまり意味無いような気がしません?思い切って全面開放しちゃえば良いのにと思うのですが、皆様如何思われるでしょうか。

高速道路の楽しみと言えばサービスエリアとかパーキングエリアじゃないでしょうか。

ここ最近、施設が物凄く良く整備されてて、トイレも綺麗だし、見るところも多くて食べ物も美味しいから、旅に出るのが目的じゃなくてサービスエリアに行く事が目的だって言う方も多い様です。

とてもお手軽なレジャーだと思いますので、是非一度お出掛けになって見ては如何でしょう?有名なサービスエリアだと、ちょっと渋滞に巻き込まれるかも知れませんが、それも込みで楽しいと思います。

サービスエリアで色んな物を食べて満腹になってから出発すると、眠気が襲ってきたりします。

二輪車でそんな事有るの?と信じられない方も多いと思いますが、二輪車運転中にも眠くなると言う事は本当にあります。自信、真っ直ぐな道路を走って景色を見続けている筈なのに、

後で思い返すと記憶がぶちぶち切れてたりとか、一瞬目を閉じた感じがするとか言う事を体験した事が有ります。

四輪車も同じですが、そう言う時は素直に次のサービスエリアで止まって休憩するのが一番です。無理はしない様に気をつけたい物ですね。

さて、次回はワインディングの楽しみを解説して行きますので、どうか御期待下さい。