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ハイウェイで感じる風とその風景

普通二輪や大型二輪免許を取得したいと思う理由の一つに長距離ツーリングがして見たいと言う思いも有るのだと思います。

思いのまま、気のままに北や南に向かって出掛けてみる、その時必要なのが高速道路ではないでしょうか。

でも、私は絶対高速には乗らないと言う信念を貫き通してる方もおる様で、50ccや125ccで旅を続ける方はバイク雑誌等を見ると、意外と多い様に感じられます。

高速なんか使ったら楽しい時間が一瞬で終わるじゃん、と言う思いで一般道路を走り続けてるそうですよ。

特に大学生なんかは夏休みが長いので一般道路を走り続けたとしても往復出来るんでしょうね。色々苦労して目的地に達した事は、これからの人生の大きな自信になる物だと思います。

え~っと、

それはさて置いて、高速道路を走るライダー達は、いったい何を見て何を感じるのでしょうか、速度により刻々と変わる風景とか、爽やかな風とかだけなんでしょうか?

いえいえ、実際にはとても沢山の場面に遭遇する事が有るのですよ。

例えばバックミラーを見た瞬間、白い奴にマークされてる事に気が付いた瞬間、ドキッとしてスピード違反してるの?と思ってスピードメータを見るとちゃんと法定速度内で、

後ろを走ってる白バイは単にパトロールしてるだけだったとか、前を走る四輪車が目を見張るほどノーマルに見えるスカイラインだったり、時により事故現場に遭遇する事もありますね。

それに突然ゲリラ豪雨に遭遇して、慌てて停車してカッパ着て走る事になったり、夏の暑さで汗が食塩と化して触るとざらざら感じたり、冬は寒過ぎて両手とも感覚が無くなったりとか、

色々な場面に遭遇するのが有り、色々な事を考えます。高速道路の醍醐味とはそこに有るのだと思います。

そうそう、

免許取得から一年以上経ってれば、二人乗り出来る様になるのですが、首都圏以外の高速道路も二人乗りOKなんですよ。一番羨ましいのがカップルと思われる二人が乗った二輪車。

彼女は運転してる彼にべったり抱きついて何事か楽しそうに話してる。結局、二輪車って車種とか性能じゃ無くて、誰が後部シートに座るのか、その辺が真の価値なのかも知れませんね。

ただ、この二人乗りが出来るのは地方の高速に限定されてて、首都高速とか都心付近では禁止なのであんまり意味無いような気がしません?思い切って全面開放しちゃえば良いのにと思うのですが、皆様如何思われるでしょうか。

高速道路の楽しみと言えばサービスエリアとかパーキングエリアじゃないでしょうか。

ここ最近、施設が物凄く良く整備されてて、トイレも綺麗だし、見るところも多くて食べ物も美味しいから、旅に出るのが目的じゃなくてサービスエリアに行く事が目的だって言う方も多い様です。

とてもお手軽なレジャーだと思いますので、是非一度お出掛けになって見ては如何でしょう?有名なサービスエリアだと、ちょっと渋滞に巻き込まれるかも知れませんが、それも込みで楽しいと思います。

サービスエリアで色んな物を食べて満腹になってから出発すると、眠気が襲ってきたりします。

二輪車でそんな事有るの?と信じられない方も多いと思いますが、二輪車運転中にも眠くなると言う事は本当にあります。自信、真っ直ぐな道路を走って景色を見続けている筈なのに、

後で思い返すと記憶がぶちぶち切れてたりとか、一瞬目を閉じた感じがするとか言う事を体験した事が有ります。

四輪車も同じですが、そう言う時は素直に次のサービスエリアで止まって休憩するのが一番です。無理はしない様に気をつけたい物ですね。

さて、次回はワインディングの楽しみを解説して行きますので、どうか御期待下さい。

雰囲気だけは味わえる三輪車「トライク」とは?

さて、ここまでレポートして来ましたが、ひょっとしてやっぱりめんどくさいから二輪の免許なんて要らないや……

とか、思っちゃったりしていません?

普通四輪だって取得する時めちゃめちゃ苦労したのに、今更教習所に通うなんてって思う気持ちも確かに分かります。

困る事無く暮らせてるんだから四輪だけで良いや、二輪は無くても困らないし。

まぁ、おっしゃりたい事は良く分かります。

そこで、そう言う方にお勧めしたいのが「トライク」です。

今回御紹介するのは普通四輪の免許だけで乗れて二輪車の雰囲気を味わえる車両です。

トライクとは普通の二輪車を無理矢理三輪車に改造すると言う荒業を使った車両の事なのですよ。これなら殆ど二輪車と変わりませんね。

しかも普通乗用車扱いになるのでヘルメット着用の義務も無いし、一年待たなくても二人乗り出来ます。そして、転倒する可能性は限りなくゼロに近いとなれば放っておけないと思いません?

大きく違うのは車体を傾ける事無く曲がれる構造にしないといけないって決まりが有るそうですので、ぎりぎりまで車体を寝かせた時のわくわく感覚だけは味わえませんね。

ヘルメット着用の義務が無いトライクですが、これはあくまで個人的な意見を述べますと、ヘルメットは自主的に被った方が良いと思います。

そう、もしも事故起こした時に備えて……

トライクや二輪車って前を走る車両に追突しても後ろから追突されても放り投げられるのは目に見えてるじゃないですか。

そうなった時、ガード無しの頭部を直接アスファルトの路面に叩きつけられた時を想像して見て下さい、絶対無傷じゃいられませんものね。

その辺は二輪車も三輪車もおんなじだと思います。一人乗りでも二人乗りでも出来るだけヘルメットは被った方が絶対お得だと思います。

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ここ最近、かなりトライクはかなり普及してきた感が有りまして、広めで交通量が多い道路走っていると結構な確率で遭遇します。

殆ど大型スクーターを改造したオートマチック車が多いんですが、大排気量の所謂バイクはって想像した時に思い浮かぶ形の物に後ろ二輪を足したみたいな物まで、

バリエーションは豊富な様で色んなタイプが走り回っております。

ここで、ちょっと待てとおっしゃる方がいるかも知れませんが、それに気が付いたあなた、かなり鋭いです。

その疑問とはおそらく、国内の某バイクメーカー様が前が二輪で後ろが一輪の三輪車発売してるじゃん、あれはトライクじゃ無いの?普通四輪の免許じゃ乗れないのって言う疑問。

実はあれ、曲がる時にしっかり車体を傾けないと曲がらない構造になってますので、上にも書いた通りでトライクとは言わないのです。あれは小型二輪限定以上の二輪の免許が無いと乗る事は出来ません、残念ですか?

なら二輪の免許取りに参りましょうね(^^;

トライクはあくまで二輪車の雰囲気だけを味わう事しか出来ません。二輪車とは似て非なるというか、全く別物ですので見た目に騙されないで下さいね。

さて、次回は二輪車で駆け抜けた高速道路から見える景色や感じた事を纏めてお伝えしたいと思いますので御期待下さいね。

ではまた今度。

教習所の課題は必ず体で覚えましょう

それでは、普通二輪免許を取得して見ましょう。

例によってヘルメットとズボンの裾纏めるベルトなんかが必要ですので忘れずに準備しておきましょうね。

今回は実技講習を中心に見て参りましょうね。

二輪免許の講習は二つのコースが用意されている筈です。一つは小技を磨く二輪専用コースと、四輪に混ざって近所の道路の様な設定がされた一般的な技術を磨くコースです。

こちらのコースは卒業検定のコースにもなりますので、どうなってるのか良く覚えておきましょう。

さて、

待合室で装備を見に着けて二輪専用コースに並ぶと、まず最初にラジオ体操。体が十分解れたところでいよいよ自分が乗るマシンと御対面。

一時間目はこのコースでの教習がメインです。ここで色々やるんですよ、発進と停止とか砂利道走って見るとか八の字旋回でコーナーで二輪車を操るコツを掴むとかね。

そして、終了時間間際に一度、四輪と混合のコースを走って見る事になるのですが、ちょっと注意が必要ですよ。

何故か?

実はコース走ってる四輪車は、はっきり言って全員「無免許」です。オートマチックの車も走ってますが、ほぼマニュアル車ですので何が有るか分かりません。

特に怖いのが急ブレーキ。どこでやられるか分かりませんので車間距離は十分に取りましょう。

更に一時停止指示ところで全然左右見ないでいきなり優先道路に曲がって来るとか、速度指定区間でギヤチェンジしたらエンストして急に止まるとか……

まぁ、二輪車だってその可能性が全く無い訳じゃ有りませんので注意して下さいね。

実技講習で一番大切な事は、課題をしっかりと体で覚える事です。実は二輪の卒業検定には失敗したら検定中止になる二輪だけがやらなけりゃならない課題が有るのですよ。

聞いた事有りますか?「急制動」とか「一本橋」とか「スラローム」とか。

急制動は指定された速度から急ブレーキ掛けて指定された距離で止まると言う課題です。過去の記事で時速30キロは速いって言ってたの覚えてます?

慣れないとかなり怖いです。マシンの性能を信じろと言われるかもしれませんが、信じられる迄に結構時間が掛かります。勿論、自分の技量によるんですけどね。

一本橋はその名のとおりで人が何となく通れそうな平均台の上を指定された時間以上で渡りきると言う物です。

最初に苦戦するのは、平均台自体に中々乗れない。橋の両端は斜めに切り込みが入ってるので簡単に乗れそうな気がするんですが、そろそろと躊躇いながら乗ると絶対乗れません。

思い切って有る程度の速度で侵入して、両輪が乗ったらスピード落としてねばる、これがコツです。クラッチとブレーキとアクセルを駆使してマシンを操りましょう。

二―グリップって言って、タンクを膝でしっかり挟む事と目線を平均台付近に向けると言うのが成功へのコツとなります。

スラロームは一定距離で置かれたパイロンの間を走り抜ける訳なんですが、これはスロットルを開けるタイミングが大切です。

リズミカルにスロットルをコントロールする事で蛇行すると言うのが早く綺麗に走り抜ける事が出来ます。

何となく分かって頂けました?

コース内のS字とかクランクとか、この辺は何となく出来ちゃうんですが、二輪特有の課題はイメージトレーニングする事が重要ですので頑張って下さいね。

それでは皆様の御健闘を祈願して今回は終わりにしたいと思います。次回はその気なれればそれで良いやと言う皆様の為に「トライク」とは何かと言うお話です。

高速道路を走りたい!必要なのは普通二輪免許

小型限定免許を取得すると、利便性に満足して一生そのままで過ごす方ともうワンランク上に行こうかと考える人と二通りの方が出て来る様です。

法定速度30キロで捕まらなくなったし二人乗り出来るし、あくまで自分専用の足と割り切ればそれはそれで完結するのかも知れませんが、中には二輪車の面白さに目覚めちゃう人もいる訳ですよ。

目覚めちゃった人は普通二輪免許に挑戦して125cc以上400cc未満の二輪車に乗りたいって言う強い欲求を覚えて、何となくうずうずして来ます。

そのうずうずの理由の一つは高速道路を走って見たいって言う強い願望、その欲求から逃れられなくて再び教習所の門を叩く事になるのですよ。

高速道路を使えば行動範囲が飛躍的に向上して南は九州・沖縄から北は青森・北海道まで行ける事になりますものね。

これは有る意味冒険、北海道に行きたいと思えば東北自動車道を自走して青森発のフェリーに乗せて20時間以上の道のりを制覇して無事に目的地に立って朝焼けかなんか見られたりしたら必ず感動すると思います。

それに東北自動車道は、北の端に近づくにつれ車通りも少なくなって物凄く走りやすいですよ、信号も無いし景色も良いし言う事無しです。

変な話、首都圏の高速道路と地方の高速道路の景色は全然違います。例えば首都高速なんて、万年がちがちに詰まってて、普通の道路から信号無くなっただけじゃん、これでお金取るかって思わずむっとしたりします。

ちなみにですが、空輸する事も一部の航空会社によっては一応対応してもらえる様ですが、タンク内のガソリン抜いたりバッテリー外したりと意外と面倒くさそうなので現実的じゃないと思います。

それに自分は新幹線とか飛行機で移動しなきゃイケないから、楽だけど時間短縮にはならないみたいです。

思うに、普通二輪免許を取得する事は「冒険」に出掛ける準備を整えると考えて良いのでは無いでしょうか?

旅行では無く冒険、ライダーは鉄の馬を駆り立てて遥か彼方を目指すのですよ。そこに何が有るのか全然分かりません、その相手はひょっとしたら単に大きな風車なのかも知れませんが数多の冒険者は構わず走って行くのです。

意味なんか無いけど素敵だと思いませんか?だからどうしたと言われてしまうのかも知れませんが心は確実に豊かになって行く、そんな気がしてならないです。

どうでしょう、普通二輪免許に挑戦してみたいと思いません?

小型限定免許か普通四輪を取得していれば学科講習は無いし、実技講習だけだから時間もあまり掛からず取得出来ます。

今思うと、教習所の二輪の指導員って面白い人が多いですよ、小型二輪教習の時には型どおり無難な指導しかしなかったのに普通二輪教習になると豹変する方が多い気がします。

課題必須の急制動のお手本にいきなりジャックナイフ決めて見せたりスラローム5秒で通過して見せたりと、中々芸達者な方が多いです。

何と言うかこう、趣味で教えてるみたいな雰囲気です。

ちょっと興味湧いて来ました?思い立ったら即実行です、次回は実際に普通二輪免許に挑戦して見たいと思います。

こんなに違う原付免許と小型限定免許

さて、いよいよ実際に小型限定免許を取得して見る訳ですが、その前に原付免許と小型限定二輪の違いを見て行きましょう。

一番の違いは法定速度が60キロになる事と取得してから一年後には二人乗り出来ると言うのが大きな違いかと思います。

そして、30キロ以上出してびくつく必要も無くなり、自由度が飛躍的に向上する訳ですが、同時に責任も大きくなりますから、そこは十分認識する必要が有ります。

一覧にして見ると良く分かりますので読んでみて下さい。

【原付免許と小型二輪限定免許との差】

①乗車定員が一人から二人になる(免許取得後一年経過後)。

②法定速度が30キロから60キロにアップする。

③二段階右折の必要が無くなる。

④運転出来る二輪車の排気量が50cc未満から125cc未満になる。

⑤普通4輪免許が無い場合、教習所で学課教習を一段階で10時限、二段階で16時間、合計26時間受ける必要が有る。

⑥教習所で技能教習を合計19時間程度行う必要が有る。

と、言う様に免許取得までのハードルがちょっと高くなります。

では、小型限定二輪の取得に挑戦して見ましょう。

先ず、適性検査と言うのが有って、ここで二輪免許最初の難関で有り醍醐味の「バイクの引き起こし」と「センタースタンド掛け」が襲って来ます。

引き起こしとは、倒れているバイクを自力で起こす事で、センタースタンド掛けとは引き起こした後に車両をセンタースタンドに立てる事を言います。

ただ、小型二輪限定の場合、普通二輪車や大型二輪車に比べて、遥かに軽いし、教習車を使用するので安全バーとかエンジンバーなんかが付いてる状態ですので、倒れたと言うよりも、ちょっと斜めってる程度のからの引き起こしですから力はあまり要りません。

女性でも結構余裕を持って持ち上がる筈ですので、どうか御安心下さいませ。

そして、問題なのは、終了直後に行われる筆記の適性試験だったりします。時間内に同じ図形を出来るだけ書け系の設問で多分苦戦する事になると思います。全力で腕の筋肉使った後ですから(^^;

これで一日目は終了です。適性検査を行った日から24時間以上経過しないと講習受けられないんですって、変な法律ですね。

あ、そうそう、技能講習を受けるには「ヘルメット」と「ブーツ」又はズボンの裾を縛るベルトが必要になりますので、事前に準備しておく必要が有ります。もし近所にバイクショップが有るのなら、一度相談して見てはと思います。

教習所でレンタルと言う手も有るのですが、見ず知らずの人が被って内側がの汗まみれの物なんて使いたくないと思いません?特に女性の皆様。

あと、ブーツはズボンの裾を縛るベルトが有ればローファーで教習出来ますのでブーツは必須では有りません。

一時限目はバイク専用のコースで、八の字引き回しや計器類の説明だけなのですが、最後に教習所のコースに出る可能性が有りますので期待してて下さいね。

そして教習は進み最後に卒業検定を受けて合格したら晴れて小型限定免許を取得した事になります。

免許の交付は免許センターに出向く必要が有りますので、行楽気分で出掛けましょう。

そして、原付や大型二輪免許を一発で取ろうという方々を見ながら心の中で声援して頂ければ幸いです。

さて、次回は普通二輪免許を取得するにはどうするかについて解説したいと思いますので、どうか御期待下さいませ。

今注目の小型限定免許とは?

iここ最近「小型限定免許」が活況な様ですね。

一昔前には販売メーカーもあんまり気合入って無くて、原付や普通二輪や大型二輪には力を入れるんですが、小型限定免許で乗れる二輪車はデザインもダサくて、ちょっと乗って見ようかしらんとは思えない代物ばかりでした。

小型二輪限定免許が活況な原因は、法定速度が30キロと言うのが窮屈になったと同時に売れ筋では無くなってしまった事、各メーカー様が挙って力を入れ始めたのが原因かなと思われます。

今はオートマチック車、平ったく言うとスクーターが売れ筋らしく、いろんな角度から検討するメーカー様が増えて、魅力的な車種が増加しております。

勿論マニュアル車も有る訳ですが、50ccで奪われた牙を125ccで取り戻した、そんな気がします。

そして免許取得から一年経過すると二人乗りが可能となりますので、カップルや親子と思われる車両が増えましたね。

高速道路には乗れませんが、街中で活動するには最適の排気量かと思います。

それに四輪の免許持ってない方は教習所で学課の授業も有りますから、原付免許取得時あやふやだった交通ルールとか標識をちゃんと教えて貰えるので、有る意味安全が確保されると言う側面が有ると思います。

マニュアル免許とオートマチック限定免許が有りますので、用途に合わせて好きな方を選択してください。

この免許で運転出来る車両は原付に比べて大幅に制限が解除されますが、それが故の責任と言う物もついて来るんだと思います。

たとえば二段階右折をする必要が無くなるのですが、4車線有る大きな道路を右折する時に、気をつけないと「通行区分違反」で減点される事が有ります。

ついでに言うと、意外と高いのですよ反則金が……

私も良く確認しないで東京ドーム付近で右折して、一度止められた事が有ります。その道路は確かに白バイの巣窟で有る事は認識しておったのですが、ホントにボンミスで止められしまったのですよ。

でも、取り締まるならちゃんとサイレン鳴らして警告してからお話しして欲しいです。

実はその時点で白バイに追いかけられてた事を全く認識しておらず、停車してバイクから降りて付近の写真を何枚か取って、さて出発しようとした時に物凄~く控えめな白バイの女性警官がとんでもなく済まなそうに、そ~っと声をかけて来たのですよ。

あんまり躊躇してるし、止まってから少し時間が経ってるので、警告だけで終わるのかなって思ったら、しっかり青切符切られました。ひょっとしたら新人の白バイ警官だったのかも知れませんね。

ただ、言わせてもらうと取り締まりはもっと堂々として欲しい物です。ひょっとしたら新人の白バイ警官だったのかも知れませんが、あまりにも下手に応対するので、指摘事項を口に出して言い出す事が出来ず、

長年継続して来たゴールド免許も継続中断してしまいました、今は普通の青色免許です。

勿論、落ち込みましたよ、かなり。

このクラスの二輪車なら、ちょっとしたツーリングにも出掛ける事が出来ますよ。

山奥に有るカーブの多い道路を、すいすい走って行くのは二輪車ならではの体感です。実用意外に楽しめるようにもなる、平日は街中を駆け抜ける颯爽とした姿、週末は山道を駆け抜ける風になる。

それが小型限定二輪免許の魅力だと思います。

でも、車と車の間をすり抜けるとか後続の4輪車をバックミラーの点にしてしまうとか、そう言う無茶はしないで下さいね。

そう言う体験に遭遇する事が有る小型限定免許です、ちょっと挑戦して見たくなりました?次回は実際に免許取得に挑戦します。

原付で走ると見えるのはどんな景色?

それでは実際に公道に出てみましょう。

法定速度は30キロですのでスピードの出し過ぎには十分注意しましょうね。

実は原付って最高60キロくらい出るんですよ。この状態で捕まったら30キロオーバーになって、いきなり免許停止になったりします。

そして、私が遥か昔に取得した時、マニュアル5速位の原付って、軽~く90キロくらい出てましたし、ヘルメットも着用義務も有りませんでしたし、二段階右折も有りません。

こう言うゆる~い時代も有ったのですが、そんな法律は長く続く筈も無く、何時しか行われたメーカー側の自主規制も相まって馬力は7.4馬力以下に統一されたり、ヘルメット着用が義務になったりして行く訳です。

その原因は、奥様方がお買いもの用に原付免許を取得する様になり、いきなり公道デビューされた方々の事故が急増した事が原因なんだそうです。

原付は「ゼロハン」と言う形で一つのブランドだったのですが、その牙は引き抜かれ、今に至る訳です。

30キロが法定速度なんて、いくらなんでもおかしく無いかい?と思われるかもしれませんが、小型限定や普通・大型二輪の免許に挑戦しようと言う皆様は30キロは早いと言う事を身に染みて感じる事になるでしょう。

その理由は追々御紹介したいと思います。

で、公道を走る訳ですが、出来れば慣れるまでは御近所様とか熟知した道を走ると言う事にして欲しいです。

出来れば受験用にしか覚えなかった道路標識の意味するところを一度全部読んでおいて欲しいです。原付特有の二段階右折とか反対に二段階右折禁止とか有りますので御注意下さい。

御近所のコンビニとかスーパーとかに出掛けるとか、練習でぐるっと街の道路を走って見るとかね。要するに習うより慣れろです。

原付を初めて運転して感じる事は、ペダルを回さないのに車体が勝手に進む事に驚く訳ですよ。

自転車では味わえない風を感じる事も出来て、ひょっとしたらこの辺でハマるかも知れませんね。

実はここ最近、50ccって販売台数がちょっと減少する傾向に有るのだそうです。その原因は「電動アシスト自転車」の普及により自転車の運転に体力を消耗する事も無く税金も掛からないし免許も要らないと言うお手軽さに由来してるんだそうです。

お子さんを乗せる場合、50ccより自転車の方が装備が充実してる事とメンテナンスが殆ど要らない。

ガソリン給油したりオイル交換したりタイヤ交換したりしなくとも乗り続けられる訳ですから電動アシスト車を選ぶ事に異議申し立てする材料は有りませんよね。

ただ、これだけは言えるのですよ、原付の方が行動範囲が着実に広がると言う事を。 

視野は広がるし、情報量も増えるでしょ。遠くて出掛けられなかったお店にも通う事が出来ますし、景色もちゃんと見えます。

50キロとか100キロとか出してしまうと景色は線となり、あっという間に過ぎ去ってしまう関係上、目的地までの景観って、意外と覚えて無い物です。

30キロって意外と知的なスピードなのかも知れません、ちゃんと考え事も出来るし安全も確かめられるし余裕も有りますしね。

原付二輪で走る時の景色は、優しくて爽やかで風を感じる事も出来る、自転車では味わえない景色だと思います。

原付免許の取得にトライ!身分証明書にも最適

それでは実際に「原付免許」に挑戦して見ましょう。

学科試験は各県の運転免許センターで行われますので、まずはその場所を確認しておきましょう。

受付は結構早い時間から始まります。だいたい8:30~09:15と言うのが一般的な受付時間な様ですから、移動時間や移動手段を事前に把握しておく必要も有ります。

学課テストに合格した場合、続けて実技講習が有りますので女性はスカートとかハイヒールとかはNGです。運動出来る服装でお越し下さい。

受験する為の予約は必要無くて、行ったらそのまま受験出来るのですが、その前に下記の書類が必要になります。

住民票は予め市役所等で貰っておく必要が有りますので忘れない様に御注意下さい。

【必要書類】

●本籍地が記載された住民票。

●申請用写真2枚。

●本人と確認出来る証明書(健康保険証、パスポート、住民基本台帳カード等)

眼鏡や補聴器を使用してる方は必ずそれを着用して試験を受けて下さい、適性検査で落ちたり受験出来ない可能性が有るそうです。

あと、ボールペン等の筆記用具は必ず持参して下さいね、貸して貰えませ、貸して貰えないそうですので。

それから、実は受験手数料が必要で、申請手数料が1,500円、原付講習手数料4,200円、免許交付手数料2,050円、合計7,750円必要です。

これは埼玉県の場合ですので、各県で微妙に違うかも知れませんが、おそらくこんなもんだと思います。

さて、免許センターに到着したら、書類の作成が必要です。初めて来た方にはちょっと分かりにくそうですが、誘導係の方達が進行管理してくれますので、その誘導に従って下さい。

それが終わると少し間が空きますので学課試験の問題集をざっと復讐しておきましょう。

まな板の上の鯉状態になってるかと思いますが、これが合否の分かれ道になる事も有りますので、ざっとで良いですから見直しておきましょう。

さあ、そしていよいよ学科試験が始まります。

問題は全部で48問、筆記問題は一問2点、イラスト問題2問は一問4点、100点満点中90点以上で合格となります。意外とハードル低そうな気がするのですが、イラスト問題を2つとも間違えると8点減点で、筆記問題2問間違えるとアウトになってしまします。

更に物凄いひっかけ問題が有ったりしますから、熟考した上で記入しましょう。私が受験した時に物凄く印象に残ってる問題は「進入禁止」の標識が有る場合、ここを通行してはならないという設問。

普通に考えると、そうだよねって用紙の丸の欄にチェックしそうな物ですが、答えは×。

標識に面した側はからは侵入できませんが、対面する道路側からは通行できるでしょ?だから×なんだそうです。

ただ、ここ最近は難問奇問は少なくなって、実際に道路を通行する際に必要な知識が問題になってるそうですので御安心下さいませね。

そして、見事合格した皆様は続けて実技を3時間受けてもらうのですが、正直、30人も40人もいる訳ですから、たとえ3時間とは言え実際に乗れるかどうかは運次第です。

この辺は改善して欲しいなぁって思うのですよ。全く乗らない状態で公道に出るのは、ちょっと厳しい物が有るかなと言う気がします。

この実技講習終了したら、いよいよ免許の交付です。

免許証を見ると一番最初の感想は写真写り悪いなぁでしょうか。どうして免許証の写真ってブスに映るんでしょうか、これは永遠の謎なで、解決される事は無いんだと思います。

これであなたもライダーの一人となる訳ですが、どうか安全運転でお願いします。公道に出た瞬間事故起こしたって言うのは洒落になりません、楽しい50ccライフをお過ごしください。

意外と多い二輪車の免許区分どんな種類が有るの?

実は日本の二輪車免許の種類は、結構色々有るんですよ。

最初に御紹介するのは「原付免許」です。

16歳から取得可能で排気量50cc未満まで運転可能な免許になります。

何しろ学科試験と実技二時間で取得出来る物凄くお手軽なクラスですので是非挑戦して見ては如何でしょうか?

この学科試験は各県の免許センターで受けなけりゃイケないのですが、合格のコツはその近所に必ず「代書屋さん」が有って、そこで原付免許取得のための問題集を発売してる筈なのですよ。

それを重点的に勉強して試験に挑むのが得策だと思います。

勿論、書店等でマニュアル本が発売されているのですが、これは全国平均を扱った問題集ですので必ずしもその問題が出題されるとは限りません。

しかし、地元の代書屋さんで発売されているのは実際に出題された問題集ですので出題される可能性は極めて高いのですよ。

そして、実技なのですが、遥か昔には免許センターで行われてて、いっぺんに20人くらい受講しますので、必ずしも実車に乗れる訳ではない環境で行われていましたが、最近は近所の自動車教習所で行われる場合が多いみたいですね。

その方が確実に実車体験出来ますので、条件は今の方がより良いと思います。

自転車気分で受講すると、意外なパワーが有って、ちょっと戸惑うかもしれませんが、頑張って実技教習を楽しく終わって下さいませ。

法定速度が30キロとちょっと窮屈ですが、二輪車の魅力を存分に味わえると思います。

次に御紹介するのは「小型限定普通二輪免許」です。

50cc以上125cc未満、定格出力が0.6kwを超え1kw以下の物まで運転可能で、これも16歳から取得が可能になります。

ここ最近、飛躍的に普及し始めたクラスの免許だと感じられ、街を走るとナンバープレートがピンクの車両が激増した様に思えます。

特に女性の方が増えてる様ですよ。これは小型限定普通免許は法定速度が60キロに緩和され30キロ越えで捕まる事が無くなるからかなぁと思います。

そして、この免許は「マニュアル」と「オートマチック限定」の二種類から選べます。

あ、そうそう、このクラスから、四輪の免許持ってない皆様は教習所で「学課」の授業を受ける必要が有ります。

大半の人は、面倒くさいとか、かったるいとか言われますが、良く聞くと結構色々な事を教えてくれますので、前向きに参加しましょう。

普通二輪免許は400cc未満のバイクに乗れる免許です。

実技は400ccの二輪車を使います。使用する車両は主流はホンダのCB400でしょうか?

いよいよ本格的な二輪車に乗る訳ですが、おそらくその安定感の驚くと思います。400cc位のバイクに長年乗って、車検かなんかで代車に原付借りると、なんだこれって言うくらい安定しない事に気が付きます。

だから、原付の法定速度って30キロなんだねって身に染みて感じる事が出来ます。

普通二輪免許もオートマチック限定の免許が有ります。

最後は大型二輪免許です。

排気量は無制限、バイクであればどんな物でも運転する事が可能です。

オートマチック限定免許は650cc未満までと言う制限が付きますので、その辺御注意下さいませね。

なんで650ccまでなのかと言いますと、このクラスが設立した当時はオートマチック車が650cc迄の物しか無かったからと言う事らしいのですが、ちょっと改めた方が良いかなぁと思います。

18歳以上なら誰でも取れるのですが、普通二輪で少し腕を磨いてから挑戦する方が良いと思います。

さて、二輪免許の区分について説明して来ましたが如何ですか?思い立ったが吉日、是非挑戦して頂きたいと思います。

二輪車の醍醐味とは圧倒的な解放感に有り

料金所のゲートを潜ると私の目の前に有るのは照り返す日光で銀色に見える路面の姿。

まるで竜を思わせるその姿に一瞬怯むが、私の本能は躊躇するな、スロットルを開けと要求する。

その要求に応えると、強力なエンジンは息を吹き返し、まるでペガサスの翼が羽ばたく様に強力なトルク、そして鬼の叫びの様に吹き上がる排気音。

フロントタイヤを跳ね上げそうになりながら、圧倒的な加速と共にバックミラーに映る四輪車達は次々と星になって行く。

そして風となった私の心は雄叫びを上げるのだ。

手に入れた自由な体感を謳歌する様に……

なんて事をすると、高速道路交通警察隊の白い奴とか異常にノーマルに見えるスカイラインとかに絶対捕まりますので、皆様ご注意くださいね(^^;

本当の自由とは、ルールに従った安全な運転が基本になると思います。

くれぐれも無茶しないで下さいませね、後悔は先に立ちませんよ。

さて、本日から始まります「風になれ!大型二輪免許取得への道」は、50ccからリッターバイクまで、その魅力と特徴や大型二輪免許を取得する際に大切なポイントを中心にお伝えして参ります。

これを機会に少しでも二輪車に興味を抱いて頂ければ幸いです。

では早速参りましょう。

日本で二輪車はバイク、モーターサイクル、単車、自動二輪とか呼ばれておりますね。

その発祥は、1863年フランス在住の発明家のルイ・ギヨーム・ペローが蒸気機関を動力とする二輪車を考案して特許を取得した事から出発するのだそうです。

蒸気機関が動力なんて、乗ってる人は熱く無いのでしょうかねぇ?現在主流のガソリンエンジンだって夏場は熱気が物凄くて熱さを感じるのに……

この特許を元に実際に車体が作られ、1873年のウィーン万博に出品されて金賞を受賞し、これが今のオートバイの原型と言われています。

但し、本格的に二輪車開発が始まったのはゴッドリープ・ダイムラー(現ダイムラー社)が「内燃機関」すなわちガソリンを燃料としたエンジンを完成させた以降の事と言われているそうです。

内燃機関を積んだ世界初の二輪車を作ったダイムラー社に触発された、ウイリアム・ハーレーとアーサー・ダビッドソン(後にハーレー・ダビッド社を設立)が自転車にエンジンを積んだ「モペット」を開発して二輪車は急速に広がって行きました。

ちなみに、初めて内燃機関を積んだ二輪車は排気量260cc、最高速度12キロメートルだったそうですよ。当時は今の原動機付自転車より遅かったんですね。

見てみたいです、実際に走ってる姿を、勿論乗って見たいとも思います。

日本初の国産車は1909年(明治42年)島津楢蔵(しまずならぞう)さんが「NS号」と命名した400ccの二輪車と言われています。

ネットを検索するとNS号の画像が見られるんですが、物凄く華奢(きゃしゃ)で自転車にエンジン付けました感をふつふつと感じます。

そして、年月はぐーんと流れ、ホンダ、ヤマハ、スズキ、川崎等のメーカーが技術力やデザインを競う事になり今に至ると言うのがざっくりした二輪車の歴史です。

当時は金持ちの道楽と認識されていた二輪車は時と共に生活に必要なアイテムで有り、スポーツで有り、ステータスでも有りと発展して行きます。

ちょっと、興味湧いて来ませんか?

そう思って頂いた皆様、次回は現在の二輪免許制度を御紹介しますので、切っ掛けとして頂ければ幸いです。

では、お話は続いて参ります、どうか御期待下さいませ。

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