小型限定免許を取得すると、利便性に満足して一生そのままで過ごす方ともうワンランク上に行こうかと考える人と二通りの方が出て来る様です。

法定速度30キロで捕まらなくなったし二人乗り出来るし、あくまで自分専用の足と割り切ればそれはそれで完結するのかも知れませんが、中には二輪車の面白さに目覚めちゃう人もいる訳ですよ。

目覚めちゃった人は普通二輪免許に挑戦して125cc以上400cc未満の二輪車に乗りたいって言う強い欲求を覚えて、何となくうずうずして来ます。

そのうずうずの理由の一つは高速道路を走って見たいって言う強い願望、その欲求から逃れられなくて再び教習所の門を叩く事になるのですよ。

高速道路を使えば行動範囲が飛躍的に向上して南は九州・沖縄から北は青森・北海道まで行ける事になりますものね。

これは有る意味冒険、北海道に行きたいと思えば東北自動車道を自走して青森発のフェリーに乗せて20時間以上の道のりを制覇して無事に目的地に立って朝焼けかなんか見られたりしたら必ず感動すると思います。

それに東北自動車道は、北の端に近づくにつれ車通りも少なくなって物凄く走りやすいですよ、信号も無いし景色も良いし言う事無しです。

変な話、首都圏の高速道路と地方の高速道路の景色は全然違います。例えば首都高速なんて、万年がちがちに詰まってて、普通の道路から信号無くなっただけじゃん、これでお金取るかって思わずむっとしたりします。

ちなみにですが、空輸する事も一部の航空会社によっては一応対応してもらえる様ですが、タンク内のガソリン抜いたりバッテリー外したりと意外と面倒くさそうなので現実的じゃないと思います。

それに自分は新幹線とか飛行機で移動しなきゃイケないから、楽だけど時間短縮にはならないみたいです。

思うに、普通二輪免許を取得する事は「冒険」に出掛ける準備を整えると考えて良いのでは無いでしょうか?

旅行では無く冒険、ライダーは鉄の馬を駆り立てて遥か彼方を目指すのですよ。そこに何が有るのか全然分かりません、その相手はひょっとしたら単に大きな風車なのかも知れませんが数多の冒険者は構わず走って行くのです。

意味なんか無いけど素敵だと思いませんか?だからどうしたと言われてしまうのかも知れませんが心は確実に豊かになって行く、そんな気がしてならないです。

どうでしょう、普通二輪免許に挑戦してみたいと思いません?

小型限定免許か普通四輪を取得していれば学科講習は無いし、実技講習だけだから時間もあまり掛からず取得出来ます。

今思うと、教習所の二輪の指導員って面白い人が多いですよ、小型二輪教習の時には型どおり無難な指導しかしなかったのに普通二輪教習になると豹変する方が多い気がします。

課題必須の急制動のお手本にいきなりジャックナイフ決めて見せたりスラローム5秒で通過して見せたりと、中々芸達者な方が多いです。

何と言うかこう、趣味で教えてるみたいな雰囲気です。

ちょっと興味湧いて来ました?思い立ったら即実行です、次回は実際に普通二輪免許に挑戦して見たいと思います。