実は日本の二輪車免許の種類は、結構色々有るんですよ。

最初に御紹介するのは「原付免許」です。

16歳から取得可能で排気量50cc未満まで運転可能な免許になります。

何しろ学科試験と実技二時間で取得出来る物凄くお手軽なクラスですので是非挑戦して見ては如何でしょうか?

この学科試験は各県の免許センターで受けなけりゃイケないのですが、合格のコツはその近所に必ず「代書屋さん」が有って、そこで原付免許取得のための問題集を発売してる筈なのですよ。

それを重点的に勉強して試験に挑むのが得策だと思います。

勿論、書店等でマニュアル本が発売されているのですが、これは全国平均を扱った問題集ですので必ずしもその問題が出題されるとは限りません。

しかし、地元の代書屋さんで発売されているのは実際に出題された問題集ですので出題される可能性は極めて高いのですよ。

そして、実技なのですが、遥か昔には免許センターで行われてて、いっぺんに20人くらい受講しますので、必ずしも実車に乗れる訳ではない環境で行われていましたが、最近は近所の自動車教習所で行われる場合が多いみたいですね。

その方が確実に実車体験出来ますので、条件は今の方がより良いと思います。

自転車気分で受講すると、意外なパワーが有って、ちょっと戸惑うかもしれませんが、頑張って実技教習を楽しく終わって下さいませ。

法定速度が30キロとちょっと窮屈ですが、二輪車の魅力を存分に味わえると思います。

次に御紹介するのは「小型限定普通二輪免許」です。

50cc以上125cc未満、定格出力が0.6kwを超え1kw以下の物まで運転可能で、これも16歳から取得が可能になります。

ここ最近、飛躍的に普及し始めたクラスの免許だと感じられ、街を走るとナンバープレートがピンクの車両が激増した様に思えます。

特に女性の方が増えてる様ですよ。これは小型限定普通免許は法定速度が60キロに緩和され30キロ越えで捕まる事が無くなるからかなぁと思います。

そして、この免許は「マニュアル」と「オートマチック限定」の二種類から選べます。

あ、そうそう、このクラスから、四輪の免許持ってない皆様は教習所で「学課」の授業を受ける必要が有ります。

大半の人は、面倒くさいとか、かったるいとか言われますが、良く聞くと結構色々な事を教えてくれますので、前向きに参加しましょう。

普通二輪免許は400cc未満のバイクに乗れる免許です。

実技は400ccの二輪車を使います。使用する車両は主流はホンダのCB400でしょうか?

いよいよ本格的な二輪車に乗る訳ですが、おそらくその安定感の驚くと思います。400cc位のバイクに長年乗って、車検かなんかで代車に原付借りると、なんだこれって言うくらい安定しない事に気が付きます。

だから、原付の法定速度って30キロなんだねって身に染みて感じる事が出来ます。

普通二輪免許もオートマチック限定の免許が有ります。

最後は大型二輪免許です。

排気量は無制限、バイクであればどんな物でも運転する事が可能です。

オートマチック限定免許は650cc未満までと言う制限が付きますので、その辺御注意下さいませね。

なんで650ccまでなのかと言いますと、このクラスが設立した当時はオートマチック車が650cc迄の物しか無かったからと言う事らしいのですが、ちょっと改めた方が良いかなぁと思います。

18歳以上なら誰でも取れるのですが、普通二輪で少し腕を磨いてから挑戦する方が良いと思います。

さて、二輪免許の区分について説明して来ましたが如何ですか?思い立ったが吉日、是非挑戦して頂きたいと思います。