名前を呼ばれてから「終わりました」迄が検定です

紆余曲折有って、時には挫折しそうになった実技講習の日々でしたが、今やまな板の上の鯛状態、覚悟を決めて開き直る様な気持で卒業検定に臨みましょう。

今回ここでお伝えしたい事は絶対やってはいけない事を纏めてそれぞれ解説してして行きたいと思います。

まず初めに乗車する時の手順ですが、乗車する前に前後の安全を確認、その後教習車に跨り発進する訳ですが、ここで忘れそうになるのが「バックミラー位置の確認」です。

乗車手順は講習開始時に説明されると思いますが、実際の検定ではコースばかりに気をとられて忘れちゃう事が多いのですよ。

バックミラーはちゃんと合っているかどうかは左右両方を手で触って確認するのが基本です。勿論、これを忘れると減点対象になりますが、検定終了になる程、重要ではないので御安心下さい。

次にやりがちなのは、サイドスタンドを降ろしたまま発進してしまう事。

普通はバイクを起こしてサイドスタンドを払ってから乗車する物ですが、こう言う重要な場面に直面すると、結構やっちゃう物なのですよ。

そうそう、車両に跨る時は、ハンドルを乗り込む方と反対方向に切っておけば、自然と自分の方向に車体が倒れて来ますので乗りやすくなるそうです。

次にまずい事は、緊張のあまりクラッチ切らずに変速機のバーを踏んでエンストさせる事。

これをやってしまうと大幅な減点となります。又、コース上で四回以上エンストすると、場合にはよりますが検定中止になる場合が有ります。

但し、急制動を行った結果エンストした場合は、その限りでは有りませんので安心して下さいね。又、これが原因でエンストするとギアが入り辛くなりますのが、落ち着いて対応しましょう。

そして、今回のタイトルどおり、卒業検定は自分の順番を呼ばれてから、コースを走りきって降車し「終わりました」って言うまでが検定です。

これは友人の体験ですが、検定順番が何故か二番目で、一番目の人が演技する様子を見てたんだそうです。彼は緊張からでしょうかスタートしようとした時にエンストしました。

でも、一応無事に発進してコースを走り切り、戻って来て車両から降りようとした時、車両を立ちゴケさせてしまったんだそうです。

彼は車両を引き起こしてサイドスタンドを立ててから終わりましたと教官に伝えたのですが、教官は「御苦労さま」としか言わなかったそうです。

そして自分の演技が終わって教官に終わりましたと言った瞬間、教官の口が開きました。

教官曰く「まずねぇ、車線変更は、もう少しはっきり分かる様、機敏に変更して下さい」との事。更に「安定した走行を確保するには、もう少し練習が必要ですね」と言われて、頭の中真っ白。

これって落っこちたって言う事だよねと思い、脱いだヘルメットを引きずる様に二輪車専用待合室に戻ると大きく溜息をつき、それが受付で事務処理していた教官に目日は入ったらしく「どうでした?」と聞かれて、

小さな声で「ダメみたい」と答えたそうです。次に「監査員は何か言ってましたか?」との質問。

友人は小声で「走行が安定しないからもっと練習しろって言われた」と答えましたところ「そうですか」と返事が有って、そのまま会話は終わったそうです。

そしていよいよ結果発表となるのですが、エンストして立ちゴケした一番の人は不合格で、自分は合格したんですって。審査した教官は不合格の人には何も言わないらしいのですよ。

ですから何か言われた事にクヨクヨ考えないで公道に出た時のアドバイスと考えましょうね。

さて、ついに大型二輪免許を取得した訳ですが、この免許には権利と責任が付いて来ます。

次回はそこに関して解説しますので、どうか御期待下さいませ。